北海道イエロースターズは、12月12日(木)にAsueアリーナ大阪(大阪市)で開幕した「令和6年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権」ファイナルラウンドに北海道ブロック代表として初めて出場しました。2回戦でSV.LEAGUEの広島サンダーズに敗れベスト16での敗退となりましたが、初戦突破を果たしチームの歴史に新たな1ページを記しました。
■スコア
▽1回戦 〇北海道イエロースターズ 3(25-18、31-29、25-22)0 中央大学
▽2回戦 ●北海道イエロースターズ 0(17-25、20-25、18-25)3 広島サンダーズ
1回戦の相手は関東ブロック代表決定戦で埼玉アザレアを破った中央大学。粘り合いとなった第2セットを31-29で制すると、同大OBのOH中野竜選手やOP柳町逸太選手らが硬軟織り交ぜた攻撃で得点を重ね、L前田幸久選手を中心とした守りは最後まで崩れず。SVリーグ内定選手4人を擁する難敵をストレートで下し、初陣で記念すべき大会初勝利を飾りました。
翌12月13日(金)はSVリーグの広島と対戦。各セット序盤は拮抗した展開も、ブラジル出身のOPフェリペ·ロケ選手の強打に苦しみ、サーブでも乱されて徐々に点差を広げられていき、0-3の悔しい敗戦となりました。V.LEAGUEでの試合のように主導権を握れずに終わり、浜崎勇矢監督は「一本に対する執着心の違い、精度の差、簡単にはミスをしないといったところにVリーグにないレベルを感じました。これに打ち勝てるよう、一から練習します」と総括。キャプテンの郡浩也選手も「高さやパワーはやはりSV。自分たちの現在地が分かって、今後の試合にこの経験を生かしたい」と前を見据えていました。