北海道イエロースターズは2024年3月16日(土)に函館アリーナで行われた「2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 MEN」第25戦、トヨタ自動車サンホークスに3-0（25-11、25-21、 25-15）で勝って21勝4敗とし、リーグ戦2試合を残して優勝を決めました。V.LEAGUE参入5シーズン目で初のタイトル獲得を果たすことができ、熱い声援をお送りいただいた多くの皆様に心より感謝申し上げます。

2022—23シーズンはDIVISION1（V1）との入替戦出場圏の2位にわずか1勝及ばず3位。今シーズンも開幕から4試合で2敗を喫し、苦しいスタートになりましたが、右膝の手術から半年間のリハビリを経てOH郡浩也選手が復帰するや、OH陳建禎選手、OH山田滉太選手らV1経験豊富な選手も好調を維持して徐々に高い攻撃力で他を圧倒。2月10日（土）、富士通カワサキレッドスピリッツを相手に3—0のストレート勝ちを収めて首位を奪い返すと、この日のトヨタ自動車サンホークス戦まで破竹の12連勝を飾り、2024—25シーズンからの新リーグ創設を控え最後のV2王者として歴史に名を刻みました。

■ 浜崎勇矢監督コメント
北海道イエロースターズにチーム名が変わった初年度に新しい歴史を作ることができたことを素直にうれしく思います。函館大会を集大成として戦う上で僕自身心の余裕があまりなくて、選手が自分たちでいい試合運びをしてくれたことに満足しています。これが始まりだと思って、さらに選手の成長を促していき、残りの戦いも全力で挑みます。本当に熱い応援、ありがとうございました。

■ 小森郁巳キャプテンコメント
自分が今シーズン初めてキャプテンをやらせてもらって、かなりのプレッシャーの中でたくさん悩んだりしましたが、一人ひとりに助けてもらいながら今こうして優勝という形になりほっとしています。リーグ前半は連敗もありましたが、選手たち、スタッフが一丸となり、こうしてファンの皆様と一緒に喜びを分かち合えたというのは、キャプテンになって一番に目指してきたことでしたし、少しは役目を果たせたかなと思います。

■ 郡浩也選手コメント
勝てば優勝が決まる、今日が大事だということをみんなで共有した上で、監督が示した戦術通りプレーした結果、３—０というスコアになりました。（右ひざのリハビリ中は）復帰したら絶対活躍することをイメージしながら外からチームを冷静に見てきましたが、得点を決めることとコートの中を盛り上げることが役割として明確でしたので、それをしっかり遂行できたと思います。チーム名が変わる前のサフィルヴァ北海道から紡ぎあげてきたものもありましたし、その頃からサポートしてくださった方々に感謝しています。

■ 山田滉太選手コメント
良くない時に助けてくれるチームメイトに巡り合えたことが大きかったです。開幕2週目に連敗してしまってどうなるか不安もありましたが、過信していたということはないですけど、きちんといいバレーをしなければ勝てないと再確認できました。結果として負けた後、雰囲気を変えることができたのがよかったと思っています。